サラリーマン投資家ブログ

マス層からの脱却プロセス、マインドなどを不定期で更新します。

サラリーマン生活を送ることは一つの大きな投資

日本に生まれ義務教育を受け大学に進学し、何のためらいもなく、サラリーマンになることを決めて、サラリーマン生活を送っているわけですが、最近ふと思ったんです。

サラリーマン生活って、個人目線で考えた時に、その大きな個人資産である、時間をものすごく投資しているなぁと。

 

サラリーマン生活を送る → 個人の有する時間資産の大部分を投資する

 

個人が有する資産って、いろいろなものがあると思うのですが、

その中でも皆が平等に持ち合わせているものとして、「時間」がありますよね。

サラリーマンの年間平均休日って約120日ですから、年間の約240日のうちの10時間くらいはサラリーマン生活に投資をするわけです。一般的に、ストレートで大学を卒業して定年まで働いたとすると、勤務期間は約40年間。単純に計算して、10時間×240日×40年≒96,000時間分(=4,000日分=11年分)の時間の投資をすることになります。

 

投資をするからには、リターンを考えるわけですが、サラリーマンとして時間を投資した場合に得られるリターンは何があるのか・・・。

 

社会・経済へのリターン>

・経済活性化

地域活性化

・・・etc

 

会社へのリターン>

・業績向上

・知名度向上

・・・etc

 

個人へのリターン>

・給与

・経験

・知識やノウハウ

・人脈(会社の看板ありきにはなりますが)

・・・etc

 

会社という組織は複数人のサラリーマンで構成されていますから、社会、会社へのリターンというのは指数関数的に変動することが十分に考えられます。しかし、個人に対するリターンというのはあくまで限定的なものになります。給料は固定ですし、経験や知識、ノウハウ、人脈は個人や会社によってケースバイケースです。

100%自分で環境を作る手間が不要な分、環境を与えてもらえる分、楽であるという点はあるかもしれませんが、個人が96,000時間という大きな資産を投資することに対し、リターンが複数方向に分散され、随分と個人へのリターンが薄まっている気がしなくもありません。(利回りみたいな計算ができたらシンプルなのですけど。。。)

 

何より、働いている間にも結婚や子育てがあり、定年まで働ききった後は、その個人資産に基づいて生活をしていかなくてはならないわけです。投資した時間に対し薄まってしまったリターンだけではどこか勿体無い気がしてなりませんし、時代が時代ですし、将来が不安で仕方がありません。

 

そんなことを考えていたら、次第に、サラリーマンだから、サラリーマン生活だけをしている、というのは危険な気がしてきたのです。投資の基本はリスク分散ですが、サラリーマン生活一本で生き抜く、これは極めてリスクの高い行為をしているのではないか、そう思えてきたのです。

 

よく株式投資などでは、リスクを分散するために様々な株式に投資してポートフォリオを組むといいますが、個人として、人生のポートフォリオをどのように組み上げるのか、というのもとても重要なのではないかと思います。

 

そして、今後様々なリスク分散をしていくためにも、投資の対象となるものの選択の基準の勉強を始めておくことは重要なのかもしれないとも思いますし、それが私が勉強を始めようと思ったきっかけであり、このブログを書き始めようと思ったきっかけです。

 

今後も自分が得た学びや気付き、そしてゆくゆくは、成果についてもゆっくりとまったりと記載していきたいなと思います。